夜間に装着するだけの床矯正!いつから始める?効果はある?

小児矯正
一期治療※床矯正、二期治療

一期治療、二期治療

子供の矯正一期治療と二期治療

一期治療では、歯の生え変わる時期に不正咬合の要因を取り除き、骨格が正常に成長発育するよう軌道修正します。一期治療により正常な軌道で成長発育すれば正常咬合で永久歯が生え揃そろことが期待できます。必要に応じ二期治療を行う場合も成人矯正のような大掛かりな治療や抜歯の確率を下げます。


乳歯から永久歯に生え変わる時期に行う矯正治療を一期治療、または早期治療、小児矯正、予防矯正、抑制矯正と言います。


永久歯が生え揃った中学生、高校生のお子様は大人と同じワイヤーを使った矯正治療を行います。


ベストなタイミングは一般的に小学校低学年ごろから永久歯が生え揃う中学生ごろまでですが、状態によって異なります。症状別の説明でより詳しく解説してます。

床矯正(しょうきょうせい)

床矯正アクティブプレート

成長発育により、歯の生え変わる時期に骨格も変化します。この時期に歯がキレイに生えるよう夜間にアクティブ・プレートを装着して頂きます。これを床矯正(しょうきょうせい)と言います。

床矯正アクティブプレート

床矯正は、毎晩8時間以上アクティブ・プレートを装着して1週間に1度ネジを回し少しずつ骨格の幅を広げる矯正治療です。

夕食後の歯みがきをしたら、アクティブ・プレートを装着、朝になったら取り外します。通院は2~3カ月に1度、経過観察とアクティブ・プレートの調整を行います。

矯正歯科治療に伴う
一般的なリスクや副作用

矯正治療は永久歯がすべて生え揃って初めて評価できるものであり、乳歯を並べてもゴールではありません。

早期の来院をおすすめしすが、床矯正では適切な時期の治療が必須となります。適切な時期は状態により異なるものの、乳歯から永久歯への生え変わりの時期をさします。ただ早ければ良いわけではなく、医師がまだ時期でないと判断すれば経過観察を行い治療開始まで時間をいただくことがあることをご了承ください。

また、毎晩のアクティブ・プレート装着、定期的な通院、治療中の不快感や痛みなど、ご家族の協力とお子様自身の頑張りが非常に重要となります。矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用を詳しく解説しておりますのでご確認ください。

ヤマダ矯正歯科で子供の矯正
治療の流れ

Step 1 初診 カウンセリング

矯正歯科初診カウンセリング

医院に予約を入れて初診相談へ行きます。

歯並びの気になるところ、アゴが痛いなどの悩み、どういう口元になりたいか、目立たない装置や非抜歯など治療の希望、学校、受験、イベントなど、数年の大まかな予定、これらの悩みや、希望をお伝えください。料金や支払い方法を確認します。

Step 2 精密検査(検査のために2回~3回の通院が必要です)

子供の歯列矯正精密検査

問題の把握をします。

顎関節検査(アゴのずれの検査)、顔の写真、口腔内の写真、歯型の模型の作製、レントゲン写真(歯牙、骨格、顎関節)、埋伏歯など必要に応じてCT撮影を行います。これらの資料を取り、歯並びやかみ合わせの問題点を調べます。

Step 3 診断

小児矯正診断と費用

治療の説明 (現在の問題点、使用する装置の説明、実際の患者自身の治療過程)、治療のシミュレーションを行います。

治療を開始する場合、正確な矯正費用、支払い方法の決定を行って頂きます。
※診断の結果、治療時期が早く治療開始を遅らせることもございます。

矯正費用

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

Step 4 虫歯のチェック 歯ブラシ指導

歯列矯正虫歯チェック歯ブラシ指導

矯正治療中、治療後もキレイな歯を保つには、正しい歯みがきの方法を指導します。

Step 5 第一期治療(床矯正) 2ヶ月~3ヶ月ごとの調整(永久歯が生えそろうまで)

一期治療床矯正

上下のアゴのバランスを整えて、かみ合わせの良い永久歯へ誘導します。 かみ合わせの問題点も早期に解消するため、早い時期から治療を始めると、成長してからの矯正より、装置をつける治療期間が短縮でき、きれいな歯並びに仕上げることができます。

治療期間と通院回数
子供の矯正(乳歯列、混合歯列期)の一般的な治療期間は約1〜4年、通院回数は約20〜30回、乳歯が抜けて永久歯が生えそろう時期(中学生ごろ)に子供の矯正治療は終了します。必要に応じて大人の治療を行う場合があります。

一期治療のみの場合はこれで終了です。

Step 6 二期治療(ワイヤー装置をつける) 1ヶ月~2ヶ月ごとの調整(1年~2年)

二期治療矯正装置ブラケット

矯正装置をつけ、正常な歯並びとかみ合わせにしていきます。治療計画に従って進められます。1ヶ月~2ヶ月に一度の通院が必要です。

Step 7 治療終了、歯を保定する(約2年)

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矯正治療は終了です。美しい口元を保つために、定期的な健診をおすすめします。

キレイな歯並びと、正しい噛み合わせを維持、安定させるために保定します。矯正装置を外し、取り外しのできるリテーナーという保定装置を装着します。初めの一年間は3ヶ月に一度来院いただき保定装置とお口の中の状態の確認をさせていただくことになります。歯が安定した段階(一年程度)からは年に一度メンテナンスにご来院いただくことで長期に渡り安定した状態を維持できると考えております。

595-0025大阪府泉大津市旭町18-3(0725-22-8558)